帰ってこい!船越!!


4月で終わりかと思っていた「船越祭り」


5月6日のvs清水戦で、一応中断期間に入るからか、この日も船越へのコールがスタジアムに響いた。


28番と書かれた大きなダンマクがG裏で揺れた。



この船越へのエールがスタジアムに響くと、3〜4人のアルビ選手が顔を出し、G裏を見ていた。


あのG裏の声を、サポの思いを、フロントが感じ取ってくれたならいいね。



さて、試合の方は主審が「穴沢」氏ということで、


「えぇぇぇぇぇぇ〜〜〜!!」


と嘆いてしまったが、アルビのパスが主審に当り、清水の方へと渡って速攻を仕掛けられて危ないシーンを作った以外は、まぁ平和なジャッジをしてくれたと思う。


私はS席のG裏(?)で座って見ていたため、試合の全体は見辛く、どこがどうっていう戦評はできないけれど、矢野はホントもう少しなんだろうなぁ〜って感じですわね。


この一週間で3試合、フル出場で走り回っていた矢野。
そのスタミナと粘りは素晴らしい!


あとは、ゴールへのセンスだけか?



洋司は身体が大きくない分、身体を張った守備になるためファウルをしちゃうリスクが大きいね。

これまで、PKを与えたファウルが2回・・・でも、それもこれも経験だね。



さぁ、ここまでベストメンバーで試合ができてないアルビ。
それでもここまでやれた。
若手も起用されることが増えた。
平均年齢が下がり、経験不足は仕方ないにしても可能性を持ったチームへと変わった気がする。



中断明け直後が正念場。
怪我人も復帰して、万全な状態で迎えられたらいいね。



船越も待ってるよぉ〜〜〜!!

vsガンバ大阪戦

GWも始まり、スタジアムに到着すると、すでにスタジアムの周辺はかなりのサポーターが集まっていた。

チューリップが沢山咲いてました。
オレンジ色のチューリップですわ♪



スポンサー様の「サッポロビール」イベント、アルビくん・スワンちゃんと撮影会。
私も一緒にアルビくんと写真撮影したかったな・・・チビッコが羨ますぃ。


この日、ガンバのサポーターもビジター席にびっしりで、首位を独走するための試合に気合が入ってるなぁ〜・・・と思いきや、割と試合が始まるまでおとなしい。



アルビレックス・レディースの決意表明式後、監督と選手がスタジアムを一周している時もガンバ・サポターも一緒に手を振る余裕。


試合前に大盛り上がりはホーム側G裏。
船越の背番号「28」と書かれたダンマクを広げ、船越の応援歌を歌い始める。
聞くところによると、4月は「船越月間」なんだそうで、船越の復帰を後押しする。


S側から見ていて、G裏はいつになく盛り上がっているなぁ〜と感じた。


そのS席からは、ビジター席近くで両チームの外国人スタッフと選手が談笑する光景がよく見える。
この日は、船越の応援歌を歌うG裏を振り返りつつファビーニョシルビーニョが出てきた。


ガンバの方は、まずマグノアウベスシジクレイが出てきて、リラックスムードで談笑していた。

そして、ファビのお友達のフェルナンジ−ニョが登場し、ファビとハグ。
「今日はお手柔らかにな」
と、話したかどうかは不明だが、本当に仲が良さそうな2人だった。


さて、ガンバの選手のウォーミングアップの様子を見た限り、やはり一人一人の選手のレベルが高いことを痛感した。
私は遠藤の足元をジィ〜っと見ながら、その柔らかな足元に唸った。


ペナルティーエリア付近でのファウルはやばいな」


いろんな角度からフリーキックの練習をする遠藤。
本当に足元が柔らかい。


試合が始まると、ガンバのサポーターは一転。
途切れることなく歌い続けていた。


今回、私が注目したのは、やはり北野の先発起用だろう。
正GKが怪我でもなく、出場停止でもない状態で変更されることは珍しいからだ。
前試合のナビスコ杯vs清水戦で健闘したとは言え、この思い切った采配は今までなかった。
そういうチャンスを活かせるかどうか・・・。
逆に言えば、ポジションを保障された選手はいないということだ。


試合はというと、前半はガンバの速い攻撃にハラハラし通し。
ボールを奪うと、あっという間にゴール前にボールが運ばれてた気がする。
そして、両サイドを大きく使った攻撃に、アルビのDFは必死に対応する。


この攻撃を耐え続けた前半終了近く、中原のDFを背負いながらの見事な振り向きミドルシュートが決まった。
気持ちの良いゴール!!
シジクレイのガックリした姿を間近で見られて嬉しい♪

そして後半は、1点を追うガンバの猛攻が始まる。
シジクレイまでも前線にいるじゃないかっ!
しかし、やはりACLでの沼のようなピッチで試合をしてきた疲れか、少しずつ動きが重くなっていく。


それでも、個人技が長けてる去年の王者はバッタリ止まったりはしない。
ゴールをどんどん脅かすので、コーナーキックフリーキックの回数が増えていく。
それを集中を切らさず、身体を張って得点を許さなかったアルビの守りが上だった。


ファビーニョまでも守備に全力を注いでいたし、個人技でDFをかわし鋭いシュートを放つマグノアウベスの攻撃を最終砦のように北野が防ぐ。


「あ〜・・・やられた」
と一瞬思えたようなシュートを北野が弾いた時、感激して鳥肌が立った。


スゴイよ・・・北野。


こうして試合は完封で勝利。
終了のホイッスルが鳴った瞬間、スタジアムは歓喜の声で包まれ、北野はゴールマウスの前で神様に感謝するかのように静かに屈み込んでいた。


ガンバに勝利したこともそうだけれど、王者相手に懸命に走り続け、守り続けたアルビの選手を誇らしく思った。


本当に本当に良い試合だった。
だから、アルビの応援はやめられないんだ。



川中島合戦への道

およそ2年8ヶ月ぶりの松本決戦であった、対甲府戦。


J2時代はアルビが負けて悔しい思いをした川中島合戦だったが、J1の舞台で再戦できるなんて正直嬉しかった。
これもヴァンフォーレ甲府の昇格の賜物なのだ。


さて、観戦記なんだけれど、時期的にも時間が経っており、試合内容は充分あちこちで沸いただろうから、雑記ということで・・・。


私は新潟交通の応援バスツアーに参加しての参戦となった。
私の乗車したバスは熟年夫婦が比較的多かったんだけれど、これがアルビ・サポの特徴とでもいうか、夫婦でアルビを応援するために遠征する姿は良いなぁ〜と改めて思う。


バスは最初に「姥捨てサービスエリア」で休憩。
新潟交通の乗務員さんが、
「姥捨て」
と言った瞬間、バスの中に苦笑が・・・
「姥捨て」という言葉に敏感に反応しちゃいそうな方々が多かった所以なんだが・・・。



山に靄がかかっていて、寒かったけれどキレイでした。
この日、新潟交通は9台での運行。


サービスエリアで休憩していると、見知らぬ女性が私の方へ駆け寄ってきた。
「アルビを応援しに行くんですか?」
と、声をかけられる。
「そうですよー」
と答えると、いきなり握手をしてきて、
「今日は用事で長野へ行くのに、アルビの応援できないんです!私の分も応援してきて下さいねっ!!」
とテンション高めにお願いされた私。
「任せて下さい!」
と、私もハイテンション気味になる。


アルビは本当に人を繋げてくれるんだよな。
こういう経験をする度に、アルビに感謝したくなる。


バスに乗っている間、外は寒そうに雨が降り続けていた。
「試合の間だけでも上がって欲しいな」
と、一応願ってみたが風が尋常じゃないほど強かったorz
体感温度は真冬並・・・に感じた私。


会場に到着すると、まずヴァンサポの列が目に入った。
「おお!けっこう並んでるなぁ〜」
と思いきや、アルビサポは会場を一回りする程の列だった・・・「どこまで続くんだ?この列は?」と嘆きながら、ひたすら列の最後尾を目指した。


「はくばく」のユニを着たヴァンサポの姿は、なんとなく懐かしい気分にさせられた。
そして、この気分は最後まで続く。


まだまだJ1慣れしていないヴァンサポの応援が健気。
そして、
「かかってこいやぁぁぁ〜〜〜!!!」
と、声を裏返しながら叫ぶMCに大ウケだった私 (このMCってば、ファビを”ファービーニョ”と紹介しちまう)


試合は、本当に気分が最高に良くなる結果。
バレーはアルビに苦手意識でもあるんだろうか?
J2時代、アルビはバレーにゴールさせなかった経緯があるゆえか?
アルビがトラウマになっちゃったか?バレー・・・ってことで。


ところで、アウェイのゴル裏に、試合前に行われた少年サッカーの試合を目的に来ていたらしい地元の人がいた。
私の隣にいたんだが・・・。
この方々が、野澤がウォーミングアップで登場しゴル裏が盛り上がっていた頃、座ったまま大声で雑談していたのだ。


どうやら、アルビとヴァンフォーレの試合などまったく関心がないようで・・・。
他の選手も登場し、更にゴル裏が盛り上がっても雑談。。。
私はこの甲高い声の雑談に気が散って仕方なかった。
イライラしながら横目で見ていたのだが、とりあえずここはJリーグの公式戦であり、私はアルビを応援するために新潟から来た訳だ。
少年サッカーを見るためじゃない。


ということで、私は「試合中でもお喋りをするんですか?」と突っ込んだ。
そう言った途端におとなしくなったが、試合中は近くで野次を飛ばしているオッサンにびびったのか、そそくさと退散していった。


これぞ、松本開催の賜物な出来事であった。



試合の後、バスに乗り込んだ私たちに多くのヴァンサポが手を振ってくれた。
私たちも昇格した初年、負けた試合にも関わらず、勝った相手サポに手を振っていた(J1しか知らない相手サポは、これが奇妙な光景に見えたらしいが・・・)


J1で戦って3年目のアルビだけれど、J1慣れしてきているところがある。
昇格できて嬉しい♪っていう純粋なヴァンサポを見て、そういう気持ちは忘れちゃいかんなぁ〜って思ったりしたアウェイ参戦の一日だったのでした。

気持ちの違い

川崎戦で無残な惨敗後のFC東京戦。
そして2連勝の後のジュビロ戦。
戦い方は変わってなかった。
でも、気持ちが違っていた。


試合開始、落ち着いた感じで始まった。
ジュビロの方も探りを入れているかのように、淡々とプレイをしていた感じがした。
そのリズムに合わせているかのような、アルビ。
悪く言えば、相手のペースに引き込まれているようにも見えた。


その典型的なシーンがエジとGK川口の1対1になったチャンスシーン。


エジが相手DFからまんまとボールを奪い、川口と1対1になった。
ここで、エジが冷静に川口の出方や位置を確認する余裕があれば、あれは確実に決めることができたシーンだった。
しかし、その決定的なチャンスをあっさり止められる。


少しエジの動きが重そうにも見え、もったりボールを持ちすぎる悪い癖が顔を出してきた。


とにかく、「勝ちたい!」という気持ちが今回はジュビロの方が上だった。
悔しいが、菊地の熱い気持ちがジュビロに波及している風にも見え、この差が勝敗の差となったんだろう。


良い時間帯で得点し、アルビの足が重くなってきたところでペースを握り続けた。
アルビの両サイドから攻め始め、アルビの言わば弱点を突かれ、対応が後手後手・・・。
アルビの戦術は変わっていない。
ただ、もう少し強い気持ち、もう一歩が足らなかった前半だった。


後半、監督はいきなり喜多を下げ、梅山を投入した。
さすがに後半は、全体に動きに多少キレが出てきた。
が・・・・、勝ち点3を獲ることに拘っていたジュビロが守りをガチガチに固めてくることは、素人でも読める。
ということで、点を狙うアルビはジュビロの守備を崩すことが厳しい展開となった。


FC東京戦の時と同様に中盤でボールを奪い合うも、フィニッシュの精度が相変わらず低いアルビ。
誰かがシュートを打っても、こぼれ球狙いが誰もいない。
だから、ヒョイと川口がボールを落としても、反応が遅れる。
「勝ちたい」という気持ちがどこか薄れていたんじゃないだろうか?


そんな中でも、やはりシルビーニョのボールの奪い方、散らせ方は唸るものがあった。
ここにファビがいたらなぁ・・・と、つい思ってしまったんだが・・・。


矢野はなかなか結果を出すことができてないが、ボールを最後まで追いかける姿を見ていると、もう少し見守りたい気持ちにもなる。
少なくても、ジュビロ戦での矢野は気合では負けてなかった。
まぁ、矢野がゴールを量産するだけの力があれば、柏は降格などしなかったんだし・・・ということで、あとは上野以上にエジとの連携を良くしていく他ないだろうなぁ・・・と、思う。


それと、マジで同じミスをしないでくれ・・・。


さて、ちょうど野球のWBCが開催されていたが、イチローが「技術とかという問題じゃなく、気持ちの問題だ」と語っていたことを思い出した。
韓国と3戦目で勝った時は、韓国選手が「今回は気持ちの上で日本が勝っていた」と敗因を語っていた。


気持ち・・・これほどアバウトな表現はないけれど、アルビは決して強いチームじゃない。
ならば、一戦一戦気持ちを込めて戦うしかないのではないか?
勝ち負けがある世界。
負けることは当然ある。
でも、見ていてワクワクできる試合を期待したい。

監督が目指すサッカー

鈴木監督は「晴れ男」なんだと、つくづく思った朝だった。


去年、吹雪の中のホーム開幕に比べれば、雲泥の差のお天気。
「戻ってきたよ!ビッグスワン!!」
と、清五郎に着いた瞬間、そう思える余裕すら抱けるお天気だった。


さあ!また一年が始まる!


君が代」もなく、とてもシンプルに始まったホーム開幕。
私は初めてS席から試合を見ることにした。

真正面に見えるのは、ホームのG裏。
本当に見事な感じでオレンジに染まっているもんだ。


さて、試合の方は、前節惨敗したことが嘘のようなアルビの動き。
川崎戦は見ていないけれど、短期間でずいぶん修正されていたんではないだろうか?


運動量やスピードがあるFC東京に、臆することなく積極的に攻めていっていた。
鈴木監督になって、初めて試合を見た訳だけれど、確かに人もボールもよく動いていた。
「こんなに動いていたら、途中でへばるんじゃ・・・?」
と、前半は心配もしたんだが。


しかし、それはやはりホームの力なのか、前節の悔しさがバネになっているのか、本当によく動いているという率直な感想。
「ああ、これが監督の目指すサッカーなんだな」
というのが、見てとれた。


まだまだ粗い感じはするけれど、高い位置からプレスするところ、守備も相手のスペースに上手く入り込んでいるところ、中盤での攻防・・・etc
反さんの時は相手チームに合わせて戦うパターンが多かったけれど、鈴木監督の場合は自分達のペースを崩さずにいくっていう風に感じた。


この「自分達のペースを崩さない」ってのが、相手にリズムを譲らないっていうことに繋がるんだろう。
FC東京は、リズムを自分達の方へと流れを90分間の間に作れずにいたようだ。


ここでアルビに苦言を言うとすれば、連携がまだ整っていないなと思えるシーンが多々あった。
選手同士で重なってしまう場面があり、矢野とエジとの連携もこれからだなという感じ。
これも試合数を重ねていけば、最強なFWになっていくだろうと期待する。


ところで、去年の終盤ケガで離脱した慎吾を久しぶりにホームで見たけれど、慎吾のキレが戻ってきた!

正直、去年は「どうしたんだろう?」と思えるほど、いつものキレがなくなっている試合が多かったが、ボールを持つとワクワクさせてくれる慎吾が復活していた。



さて、J2時代から被シュート率の多さを誇る(?)アルビだったが、FC東京戦では珍しくアルビの方がシュート数で大幅に上回った。
最後はシュートで終わるシーンが本当に多かった。
少ないチャンスをモノにするスタイルから、どんどんチャンスを作っていくアルビに変身中なんだな。
まだその途上ではあるんだけれど、スピードあるFC東京に対してあれだけ攻撃できたことにサポとして嬉しく思う。


FC東京に関しては、石川が離脱していても徳永の恐ろしいほどのスピードあるドリブルがあった。
「す、スゲェ・・・・」
と、思わず唸ったカウンターも止めた。

攻守の切り替えもアルビは上手くいった試合だった。


川崎戦は、キャンプ地からの直行という疲れもあったんだろう(と、思いたい)
とにかくFC東京戦を見た限りでは、鈴木監督のサッカーは突き詰めたら凄いチームへと変貌しそうな予感さえ感じた。
ちゃんと形になるまでもう少し時間はかかるだろうけれど、FC東京戦は勝利以上の何かをサポに植え付けた試合になったと思う。


最後に、
テラ、アルビ復帰後、リーグ戦初ゴールおめでとう♪

仮想クロアチア 日本代表ボスニア戦

まず、ボスニア戦の感想を書く前に、クロアチアのニュースが入ってきた。


なんと、アルゼンチンにクロアチアが勝ったのだ!
試合を見ていないから、何がどうで勝ったのか不明だけれど、単純に「ギョッ!!」とした。


それを踏まえて、仮想クロアチアとも言うべきボスニア戦を語ってみたい。


まず、欧州組が加わったことでどうなのか?という点。
私が思うに、ヒデは試合の流れを掴んで対応していたと思う。
そして、高原も持ち味を出せていたと思う。(中村のコーナーキックは期待が高まるシーンだったし)


一方で、日本の弱さを露見させてしまった試合にもなった。
これは、日本のサポーターも充分知っていることだが、サイドが非常に弱いというところ。

特に三都主サイド・・・。


ボスニアがその弱点からどんどん攻めていったことは明らかで、それでも尚ジーコ三都主を使い続けていたことに疑問が湧く。

サイドから攻撃され、飛び出してくる相手選手の対応が中澤と宮本だけになる状況。
ボスニアからも「日本のサイドは弱い」と言われる始末。
1対1の場面に強いサイドバック候補はいないんだろうか?



そして、日本はアメリカ戦でもそうだったが、相手のプレスが厳しいとパスの精度が落ちていく。
ボールの出しどころを失い、バックパス。
パスを出せばミスって、相手に奪われピンチに・・・。


まぁ、今ケガをする訳にはいかないので、そう強引な突破もできないんだろうけれど、見ている方はイライラしてくる。


結果的にはドローだったけれど、大いにクロアチア戦には不安の残る試合になった。


個人的には、せっかく召集したんだから松井も使ってみて欲しかったんだが・・・。

アジア杯予選 日本vsインド

W杯目前にしていると、アジア杯予選すら「親善試合」だと勘違いしている人も多いようです。


「なぜ、こんなに大事な時期に弱いインドとやるんだ?」とね。


そう、そんな弱いインドと日本代表は戦い、6-0という大勝を収めた。
一応、公式戦ではあったが、ジーコにすれば「選手のお試し試合」だったんだろう。長谷部が初登場した。


前半は良いようにボールを持てた日本。
インドの選手を手玉に乗せたように走らせる。
そして、インドのゴールを何度も脅かす。


しかし、まったくの日本の独壇場であったにも関わらず、なかなかゴールネットを揺らすことができない。

今回も先発した巻は相変わらず動きまくっていたが、ここらへんまでくると空回りしている風にも見えた。
まぁ、ボ〜っとボールが来るのを待ってる久保がいるので、それは仕方ないのだろうが・・・。


前半を見ていると、インドDFと1対1になった時のプレイに単調さを感じることが多かった。

それで決定機をモノにできない展開。。。本当に決定力のなさに「インド相手でこれかよ」と嘆きたくなった。
ようやく30分過ぎに「100点目メモリアルゴール」への執着心の表れか、小野の粘りゴール。

小野の喜び様を見たら、「本当に100点目を狙ってたんだろうな」と思わずにはいられなかった。


後半、インドの選手が前半走りすぎてヘトヘトに疲れ出してから、ようやく日本のゴールが決め出した。
日本に5点目が入った頃には、インドの皆さんは攻撃する気力すらなくなっているようだった。
m9(´∀`)<「日本は相手が疲れてからの勝負っすよ♪」
ただ、インドのGKはなんとか集中して頑張っていたようだが・・・。


今回の試合で感じたのは、
三都主よ、大丈夫か??」
ということ。
インドの選手に抜かれては、お話にならない。
パス・ミスもそうだったが、三都主は一旦動きを止めてからパスを出す。
あの一瞬の間がインド相手でも危なさを感じたくらいだから、W杯でピンチを呼び込む元にならなきゃいいんだが・・・(アメリカ戦では通用しなかったしね)


途中交代で小野が下がり、遠藤が入り、巻に代わって佐藤が投入。
これは時間帯ということもあっただろうけれど、個人的には遠藤が入るとボールの納まりが良くなるような気がする。


佐藤もアグレッシブさは巻と同様にせよ、無駄のない動き方だなぁ〜という感じがした。
先発で使ってみて欲しいんだけれどなぁ〜・・・ジーコ



ところで、TV観戦すると実況によってイライラ度が増すことがある。
正直、日テレの鈴木アナは勘弁して欲しい。


福西がインド選手にボールをモロぶつけ(意図的じゃないことを祈る)、痛そうに倒れた時、「男性の急所に当ったようですねぇ〜」との実況に、私は「そういう表現って、久しぶりに聞くなぁ」と・・・・。

そして、ハーフタイムの時、「1点だけでは、会場のお客さんも納得できませんよねぇ」と北澤に振る。


試合は90分・・・最後のホイッスルが鳴るまでゴールチャンスはあるんだぜ!!

と、突っ込んでみた(本当に)


久保がフルにプレイしていて、「腰の方も大丈夫ということですかね?」と言ってたけれど、今回の久保は下がってDFしなくてもよく、大して走らなくてもいい相手だったからでしょう・・・と、素人でも思ったんだけれど・・・。

W杯で予選突破するには・・・まだまだ不十分ですね。
頑張って下さいよ!日本代表。